"受け口"や極度の"出っ歯"、"開咬"といった子供の発育に将来支障をきたしそうな症状がある場合には、歯の小児矯正が行われます。
"受け口"は放っておいても治ることはなく、上顎が成長する10歳頃までにこの状態が改善されていないと上顎の成長が妨げられる心配があります。
極度の"出っ歯"は、子供同士でのいじめやからかいの対象とされて精神的に傷ついてしまうことも考えられます。
また、普通の正常な咬み合わせの場合は、下の先を前歯の付け根につけて食べ物を呑み込みますが、"開咬"の場合は舌を開いている前歯の間に突っ込んで呑み込もうとします。
人は通常1日にものを呑み込む動作を1,000回~2,000回するとも言われることからも、この状態は放っておくのはよくありません。
たとえすぐに治療を始めることができなくても最適な治療開始時期を診断してもらうためにも専門医 検査に加えて歯並びや咬み合せの悪さが遺伝によるものか、指しゃぶりやおしゃぶりなどによる生活習慣からきたものなのかを判断して適切な開始時期が決められます。
子供が医師や治療に対して恐怖心を懐いてしまうような3歳から7歳くらいの年齢では長い治療を乗り切ることは出来ないために治療開始時期は早ければ早いほど良いというものでもありません。
子供の矯正治療は開始するタイミングをしっかりつかむ必要がありますが、一般にこの時期を過ぎて7歳から12歳くらいまでの時期が治療に適した時期だと言われています。
子供の矯正治療の場合、自分の意思からではなく親の意思で矯正治療がおこなわれていることが多いために、大人のように装置の装着や毎日の歯の手入れに関しても確実に行われない場合も多いようです。
けれどもこのような15歳以下の子供の矯正の場合は、顎の成長が止まった大人と違って顎が成長途中であるために、その方向を正したりして理想的な歯並びや咬み合わせに調整することが非常に容易いようです。
矯正歯科はじめて入門は、矯正歯科について解説しています。
歯並びがでこぼこになる原因のひとつに「顎の発育が小さくて、歯の生えるスペースが充分でない」ということがあります。これを解消するために、従来の治療では抜歯によってスペースを確保していました。大人の場合は・・・・