“反対咬合(受け口)”の悩みというのは本来上顎側の前歯が下顎側の前歯よりも前面になくてはならないのが、逆に下顎側の前歯が前面にでている状態をいいます。
これを防ぐためには、赤ちゃんの時期には顔が歪むのを防ぐために顔を同じ方向ばかりにむけて寝かせないようにしたり、きちんと鼻呼吸をすることができるようにさせるために母乳を与えたり、ハイハイをたくさんさせるようにするのがよいと言われています。
また、離乳食が始まる時期には左右両方の歯でかむことを習慣づけさせたり、顎を発達させるために柔らかいものばかりを与え過ぎないようにすることも大切です。
子供は、遺伝による“反対咬合”の場合は仕方がありませんがこのように日常の癖や習慣から顔が歪んでなる場合は、親が気をつけることで防ぐことができるようです。
この“反対咬合(受け口)”の悩みは大人だけでなく子供にも意外に多く、子供の場合は見た目の問題だけでなく、咬む力が弱まったり、発音が正確にできなかったり、からかわれて精神的に傷ついたりする可能性もあるために親としては気付いた時点でできるだけ早いうちに治療してやりたいと思うものです。
しかし、乳歯の時期に治療しても生え変わったらまた元に戻ってしまったり、永久歯に生え変わったら“反対咬合(受け口)”が治っていることもあるので、治療は6歳以降の方が良いといわれてきました。
ところが最近のデータによると3歳児検診で“反対咬合(受け口)”を指摘された子供の場合、自然治癒の可能性があるのはわずか6%程度で、のこりの94%は結局治療が必要となることが分かり、放っておいて時間と費用がかかるよりも幼児期に矯正しておいたほうが良いということが分かってきました。
そこで、幼児の乳歯期の反対咬合の治療で最近人気が出てきたんのが“ムーシールド”による矯正です。
これは日本人の歯科医によって発明されたもので、特殊な形のプラスチックのマウスピースを寝ている間だけ装着するという方法で、1年間が装着の目安とされていますが早ければ数ヶ月で効果が表れます。
そして18歳ころまで定期検査は必要ですが、大半の子供は一度の治療で治ってしまうようです。
矯正歯科はじめて入門は、矯正歯科について解説しています。
“インビザライン”という矯正装置はブラケットを使わずに、“アライナー”と呼ばれる透明のマウスピース状の装置を歯に被せて、治療中の歯の動きに合わせて順々に新しいものに取り替えて矯正を行います。その語源は・・・・