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ヘッドギアによる矯正

“ヘッドギア”は歯列矯正の補助装置として使われるもので“顎外固定装置”とも呼ばれています。

これは他の装置と比べて、咬む力や舌の力を利用して歯と顎の両方に働きかけているために、歯だけが傾いていってしまうという現象が起こりにくいと言われています。

そして、見た目は決して格好の良いものとは言えませんが、継続して使うことによって非常に高い効果を期待することができると言われています。

たとえば抜歯を行なってから矯正をするしか方法がなさそうに見えるケースでも、抜かないで治療できた例は数多くあり、見た目の悪さがあってもそれに勝るほどの大きな効果があるために医師たちにも一目置かれています。

この装置は成長期の子供に効果のあるもので、頭にぼうし状のものを被って大臼歯などを動かそうとするもので、原則として24時間使用となっていますが装置が他の矯正装置に比べて目立ってしまうこともあって、一般には家にいるときや就寝時に14時間程度用いられることが多いようです。

また“ヘッドギア”には2つのタイプがあって、その1つ目の“ハイバルタイプ”は主に上下の顎の位置をコントロールしたり、上の奥歯を後退させたりするのに用いられますが、上顎の前歯をかなり後退させないといけない場合にはマルチブラケットなどの通常の矯正装置を用いて、“ヘッドギア”は奥歯を固定させるために使われています。

次に“ヘッドギア”の仕組みをみてみましょう。

まず上顎側の奥歯に装着してスプリングの力を伝えるための“フェイスボー”というのがあります。

この“フェイスボー”は頬の部分にある“スプリング”につながって、さらに頭の部分のヘッドキャップとつながっています。

また口の中の装置はこの“フェイスボー”とつながっていて、“フェイスボー”とキャップの部分は取り外すことができますが、口の中の装置は自分で取り外すことはできません。

“フェイスボー”を装着する場合に大切なのは、必ず左右両方を口の中に入れて上顎の側の奥歯と前歯に平行に装着して“インナーボー”の部分を指で内側へ押し込むようにしながらチューブの中に入れていくようにするということです。

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